陰口・悪口はつい言ってしまいがち。
ですが、聞いているほうはあまりいい気分がしません。
あなたに余裕がある場合は、誰も嫌な気持ちにさせずにやめさせることもできます。
陰口や悪口は聞いていていい気分になることはありませんし、誰も得をしないネガティブな習慣です。
また、知らないうちに流されてあなたも言ってしまうこともあるはずです。
できるだけ影響を受けないためにも。
そして、できればそういった悪習慣を断ち切っていくために、一体何をしたらいいのでしょうか。
まずは聞き側にまわる
他人の話になったら、どのようなことを言い始めるのかは人によって違います。
まずは、その場にいない人の話題になったら、あなたはいいところだけを思い出して下さい。
そこから悪口大会が始まれば、あなたはそれにはのらないこと。
ただ黙って聞いているだけにしましょう。
嫌な気持ちになるかもしれませんが、その話の内容は聞かずに、言っている人の様子だけを見届けましょう。
その話題については触れない
その場にいない第三者の話題には乗らないこと。
「そういったことを言ってはいけない」とも言わず「そういうところあるよね」とも言わない。
否定も肯定もせずに、ただその話題については聞き流すだけにしてください。
あなたがもし、その場に合わせてしまえば、一緒に言っていたことになりますし、あなたも「まあいっか」と気の緩みから悪影響を受けます。
また、合わせずに「そうは思わない」と否定してしまっても、その場にいる人たちを敵に回すこともあります。
どちらかの味方ににもならず、あくまで中立を守っていくのです。
話の流れを変えることに集中する
悪口が始まると、なかなか止めることは難しいですし、それを注意すればまたその場がギクシャクします。
あなたがやるべきことは、話題を切り替えること。
話に対しては相槌程度にしておき、話の流れを変えられるタイミングを伺って下さい。
どこかいい話題に持って行けるキーワードはないか。
何かをキッカケにその空気を崩すことができないか。
それだけに集中して下さい。
悪口が始まったら、話の内容までは深くは聞かずに、切り替えることだけを考えるのです。
いい話をストックしておく
空気が悪くなった時のために、普段からいい方向の話題をためておきましょう。
誰でも笑ってしまうような話。
つい顔が緩むような話。
感動する話。
心温まる話。
そういった話題を持っておけば、ここぞという時に空気を一変させることができます。
どんなことでもいいので、いいことは覚えておき、タイミングをみて話すようにストックしておくのです。
そして、「ここだ」という時のその話題を使って流れを変えていくのです。
あらゆる場面でも気を抜かない
悪口はいつどこで始まるのかわかりません。
あなたがやるべきことは、いつでも戦えるように準備しておくこと。
そして、ある程度の訓練がいるので、常に意識していくようにしましょう。
一度染み付いてしまった習慣は、なかなか抜け出すことができません。
あなたにも、もしかしたらそういった一面があるかもしれません。
暗い話題や、他人の悪口はやめて、できるだけいいことだけ、楽しいことだけを話題にするようにしていきましょう。
毎日が修行である
悪口や陰口という習慣は、決していいものではありません。
ですが、人間ですからそういった時もあります。
たまにしか言わない人が言っているくらいは、「今は疲れているんだろうな」程度で見守れるくらいの器は持ってあげましょう。
また、あなたにもそういった時くらいはあるはずです。
「言ってしまったな・・・」と反省しているのなら、それだけでいいのです。
誰もがあなたを温かく見ているということを信用しましょう。
そして、これからはできるだけそういった話題にならないよう、改善できるように心に余裕を作っておくようにするのです。
毎日が修行です。
あなた自身は悪口を言わず、どこかでそういった話題になれば、すぐに切り替える努力をすること。
逃げるのではなく、力があるのであれば導いていく。
それができるようになれば、まわりも何かに気がづいて、誰も嫌な気持ちにはならずに成長していくことができます。